東京オリンピック期待の若手女子卓球選手、平野美宇選手。
子供のころから注目を集め第二の愛ちゃんとも呼ばれる平野美宇選手はこれからの女子卓球界を背負うアイドル的存在でもあります。
今回はそんな平野美宇選手の強さの秘密や母親の教育方針などをチェックしてみました。
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平野美宇のプロフィールや経歴まとめ!
名 前 :平野美宇(ひらの みう)
生年月日 :2000年4月14日
出身地 :静岡県沼津市
身 長 :158㎝(2017年1月現在)
体 重 :45㎏ (2017年1月現在)
出身小学校 :田富北小学校
出身中学 :稲村中学校
高 校 :大原学園高等学校
所 属 :JOCエリートアカデミー所属
世界ランキング:9位(2017年3月現在)
主な戦歴
2004年
・全日本卓球選手権大会 バンビの部 最年少出場(4歳2ヶ月)
2007年
・全日本卓球選手権大会 バンビの部 優勝
(小学校1年生での優勝は福原愛以来12年ぶり)
2009年
・全日本卓球選手権大会 ジュニアの部に小学2年で出場
(史上最年少出場と勝利記録更新 福原愛は小学4年生)
・全日本卓球選手権大会 カブの部 優勝
2010年
・全日本卓球選手権大会 一般の部に史上最年少9歳で出場
2012年
・全日本卓球選手権大会カデットの部 14歳以下の部 優勝
2014年
・ITTFワールドツアー ドイツオープン女子ダブルス 優勝
(伊藤美誠とのペア)
2016年
・ITTFワールドツアー ポーランドオープン女子シングルス 優勝
・卓球女子ワールドカップ 優勝(日本人初、史上最年少での優勝)
2017年
・全日本卓球選手権大会 一般の部女子シングルス 優勝
(史上最年少の16歳9ヶ月での優勝)
平野美宇ワールドカップ日本人初!最年少優勝の快挙!
2016年10月にアメリカのフィラデルフィアで開催された卓球の女子ワールドカップで準々決勝ではライバルで親友でもある同い年の伊藤美誠との対決を制し、その後格上の選手を相手に物怖じすることなく、準決勝でシンガポールの馮天薇 、決勝でチャイニーズタイペイの鄭怡静を破り優勝!
この大会は、国際卓球連盟がオリンピックや世界選手権と同じ位置づけにしている大会で、日本人として初、大会史上最年少での世界制覇というすごい快挙だったんです。
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平野美宇の3つの強さのポイント!
そんな快挙を達成した平野美宇選手の強さははどこからきているのか気になり調べてみました。
生まれは華麗なる卓球一家
平野美宇選手の家族は卓球一家のようで、父親、母親ともに筑波大学卓球部主将という経歴の持ち主。
そして祖父も山梨医科大卓球部顧問ということで平野美宇選手はまさに卓球をやるために生まれてきたと言っても過言ではありません。
そして平野美宇選手には2人の妹がいて、次女の平野世和(せわ)さんは2016年の全日本選手権カデットの部の14歳以下シングルスに、三女の平野亜子(あこ)さんも13歳以下シングルスに出場と、実力の持ち主!
現在、父親の光正さんは内科医をされているようですが、母親の真理子さんは「平野英才教育研究センター卓球研究部」を経営されているようです。
生まれた時から卓球が日常に溶け込んでいて、毎日、何時間でも平野選手には卓球に触れられる環境があったんですね。
母親の教育方針
平野美宇選手のお母さんは元教師でその教育方針も平野美宇選手を強くした理由の1つでしょう。
美宇さんが、3歳から卓球を始めているので、”ご両親ともに卓球選手だったから、無理やりやらされたのかも”
なんて考えてしまいますが、お母さんは「強制すればやりたくなくなる」ことをわかっておられたので、身近なところにラケットや卓球台を置いたりし、自然と興味がわくような環境作りから始めたそうです。
本人のやる気を引き出す練習法も工夫していたようで、大好きなキティちゃんを卓球台に置いて、ご飯にたとえたボールをキティちゃんにあげようと言って、ボールをうまくコントロールする練習をさせていたそうです。
ただ華麗なる卓球一家に生まれ育った平野美宇選手ですが、卓球だけをやってきたわけでもないようです。
お母さんの教育方針として、「卓球で成功するには人間的な成長」が必要とのことで、卓球のほかにも英会話や書道など他の習い事もさせていたようですね。
お母さんは「卓球が強いから優遇されるんじゃない、他のこともちゃんとやるからみんなが協力してくれるんだよ」との考え方をもっているようで、家事手伝いも積極的にさせていたようです。
卓球だけをできればいいというわけじゃない教育方針も選手として人間としての器を広げ、卓球の試合を戦うときにも精神的な余裕ができるのかもしれませんね。
生意気?強気な性格
リオオリンピックで同い年の伊藤美誠が活躍するなか、平野美宇選手はリザーブとして同行しながら、裏方の雑用をこなしていました。
嬉しさ半分、悔しさ半分の複雑な気持ちで表彰台を見つめていたと思います。
全日本選手権優勝後のインタビューで、
「オリンピックに行ったけど、出られなくて悔しかった」
とはっきり答えていましたから。
同い年の伊藤美誠選手が銅メダルを獲得したんだからなおさらです。でもその悔しい経験が糧となり平野美宇選手の大きな成長につながったんだと思います。
平野美宇選手はそのルックスからふわふわとした天然系の印象がある一方で、時折言う発言には、かなり刺激的な言葉が出てくることもあるみたいで、ネット上では賛否両論あるみたいですね。
2017年全日本選手権で優勝したときには、
「好感度アップのために頑張っていたけど、試合に勝つのがスポーツ選手。嫌われてもいいと思った」
と語るなど、自分の思っていることをはっきり言うタイプみたいです。
優勝翌日の会見では卓球仲間から祝福されたのか尋ねられると
「ライバルでもあるのでそんなにおめでとうとは思っていないと思うけど。口だけのおめでとうですね」
と本気で言ってるのか冗談で言ってるのかは分かりませんが、毒舌発言で報道陣を笑わせました。
全日本選手権の優勝インタビューでも「中国人に勝ちたい」など”中国人選手”ではなく”中国人”と選手を付けずに発言するなど周りも平野美宇選手が何を発言するのか冷や冷やしながら見ているみたいですね。
守備的なプレースタイルだった彼女が限界を感じて、コーチに相談し、嫌いだったウエイトトレーニングにも取り組み、攻撃型に変貌を遂げ、成功しました。
弱気になりそうな自分を奮い立たせるために、あえて強気な発言をしているのかもしれませんね。
マスコミ関係者からは見出しにもなる面白い発言が飛び出すのでありがたい存在みたいですが、とにかく試合のみならず平野美宇選手の発言にも注目が集まっているのは事実です。
最後に
平野美宇選手は東京オリンピックでも活躍が期待される若手の卓球選手です。
リオオリンピックでは女子卓球チームは銅メダルを獲得し注目度も上がっているので平野美宇選手はルックスの良さもあり、卓球界のアイドル的存在としてこれからも注目されそうですね。
卓球選手としての結果ももちろん、強気な発言など平野美宇選手のこれからの動向は気になるところです。
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