2017年2月、北海道苫小牧で開催された女子アイスホッケー平昌オリンピック最終予選を制して2大会連続出場を決めた日本代表チーム。
通称、スマイルジャパンの一員として活躍した姉妹がいます。
その名の通り、とても笑顔がよく似合うその姉妹の名は床秦留可・亜矢可姉妹です。
今回はそんなかわいいと評判の床姉妹の高校や大学、父親や彼氏の噂も探ってみたいと思います!
アイキャッチ画像出典:https://www.ana.co.jp/promotion/ready-for-take-off/toko_ayaka_haruka/
スポンサーリンク
床秦留可&亜矢可姉妹のプロフィール
【床秦留可(とこ はるか)】
生年月日:1997年3月16日生まれ
出身地 :東京都東村山市
身 長 :167cm
体 重 :64kg
血液型 :B
所 属 :SEIBUプリンスラビッツ
ポジション:フォワード
5歳の頃からアイスホッケーを本格的に始め、姉の亜矢可と共に法政大学からSEIBUラビッツへ進み、着実に成長していきますがソチオリンピックの選考からは直前で惜しくも外れ苦い経験をします。
しかしその悔しさをバネにU-18世界選手権トップディビジョンで全5試合1ゴール3アシストと気を吐き、2018年平昌オリンピック最終予選では日本代表として出場し、1ゴール4アシストと結果を残し、スマイルジャパンの2大会連続オリンピック出場に貢献しました。
現在は姉の亜矢可と共にスマイルジャパンには無くてはならないポイントゲッターとして君臨しています。
【床亜矢可(とこ あやか)】
生年月日:1994年8月22日生まれ
出身地 :東京都東村山市
身 長 :162cm
体 重 :58kg
血液型 :B
所 属 :SEIBUプリンスラビッツ
ポジション:ディフェンス
4歳からスケート教室に通い、6歳からアイスホッケーを本格的に学びはじめ、12歳でトップチームのDaishinに入団。
15歳でU-18日本代表に選出され、13年のソチ五輪最終予選でフル代表デビューを果たすと、法政大学進学とともにSEIBUプリンセスラビッツへ移籍、その年(2013年)の世界選手権ディビジョン1A組で大会最優秀DFに選ばれるなど、日本の優勝とトップディビジョン昇格に貢献した。
ソチ五輪では8位ながら全5試合に出場し、2得点をあげました。現在はスマイルジャパンの守備の要として、2018年平昌オリンピックでのメダルが期待されています。
アイスホッケーを始めた理由は父親の影響?
東京都出身の床姉妹が何故アイスホッケーなのでしょうか?
そこには父泰則さんが深く関わっています。
床姉妹の父親・泰則さんは、実は西武鉄道の元アイスホッケー選手でその実力は素晴らしく、日本代表ディフェンダーとしても活躍していました。
姉妹はそんな父泰則さんの影響を受けてアイスホッケーをはじめたそうです。
更に、釧路育ちの姉妹はスケートやアイスホッケーの授業がある昭和スポーツ幼稚園に通っていたのですから、アイスホッケーに慣れ親しむ環境は揃っていたんですね。
姉・亜矢可は地元釧路のアイスホッケーチームであるDaishinに所属していた当時、背番号は父泰則さんが現役時代に付けていた29番を背負っていたことからも父泰則さんへの尊敬が感じられます。
姉・亜矢可の現在のポジションはディフェンスですが、それまではフォワードだったようです。
フォワードからディフェンスへの転向にも父泰則さんが影響していると語っています。
それは姉、亜矢可が小学4年生の頃で、チームのコーチにディフェンスへの転向を自ら直訴したことから始まります。
それに対して父泰則さんは
「ディフェンスのミスは失点につながる。フォワードはミスしても後ろにディフェンスがいる。どうしてもディフェンスには大きな負担がかかってくる。それに勝ったらフォワードのおかげ。
ディフェンスはめったに誉められない。1対0で勝てば無失点のゴールキーパーあるいは点を決めた人が評価される。失点する度にミスじゃなくても責任を感じる。いつも損をする役回り」
という理由から反対していました。
しかし姉・亜矢可は「反対されたから、反抗してなろうとしたのかもしれません」と語っています。
自らディフェンスへの適応能力を実感し、「男子とやっても負ける気がしないし、負けたくない」という自信と負けん気に父泰則さんが結果的に拍車をかけた形になったと言えます。
スポンサーリンク
姉妹そろって日本代表に!高校や大学は?
床姉妹はそれぞれ別々の高校へ進学しています。
姉・亜矢可は北海道にある釧路江南高校、妹・秦留可は東京都の都立東大和高校。
それぞれ卒業後は同じ法政大学へ進学しています。
2人とも大学の学業とSEIBUラビッツでの活動の両立を図っていましたが、姉・亜矢可は2017年3月に法政大学を卒業、現在はANAに入社して社会人アスリートとして活動しています。
このように順調に成長してきたように見える床姉妹ですが、日本代表入りは簡単ではなかったようです。
姉・亜矢可は2010年女子アイスホッケーU-18世界選手権に出場し、次のソチオリンピック代表入りを目指したその時にバセドー病を患ってしまいます。
ここから長期間に及ぶ投薬治療を行い、2012年には首元に大きな傷を残すほどの手術を行い、ギリギリでソチオリンピックに間に合い、ディフェンスとして出場、日本代表初ゴールを決める活躍を見せました。
また妹・秦留可は努力を重ねてソチオリンピック候補として活躍するもあと一歩及ばず、惜しくも最終選考から漏れてしまいます。
この時、一番悔しさを露わにしたのが姉の亜矢可だったそうです。
しかしその後は悔しさをバネにして海外遠征なども経験し、ついに2017年2月のアイスホッケー女子平昌オリンピック最終予選のアリーナに、日本代表として姉妹同時に立つ時が訪れました。
この瞬間を見た父泰則さんは
「姉は妹を励まし、妹は姉の背中を追って成長してくれた」
と喜び、姉妹は
「一緒に五輪でメダルを獲り、一番応援してくれたお父さんとお母さんに1個ずつ掛けてあげたい」
と話しています。
正に家族全員で掴んだ日本代表ですね。
出典:https://www.waseda.jp/inst/athletic/assets/uploads/2017/02/13fe4060d67df0462b556fa21e0fdfd2.jpg
床姉妹に彼氏の噂は?
姉亜矢可、妹秦留可ともに笑顔が素敵で、正にスマイルジャパンに相応しい選手ですよね。
そんな床姉妹に彼氏の噂があるのかを調べてみましたが、どこにもそのような噂はありませんでした。
今は2018年平昌オリンピックのアリーナに、姉妹でスマイルジャパンの一員として立つ事が最優先なのかもしれません。
最後に
床姉妹に訪れたソチオリンピック日本代表入りのチャンス。しかし、代表選考で選ばれたのはバセドー病を克服した姉・亜矢可でした。
妹・秦留可の思いを胸に、ソチに向けて出発した亜矢可でしたが、結果は散々たるものでした。
一度も勝てなかった亜矢可、代表入りを逃した秦留可、2人はそれぞれの悔しさを胸に再起を誓い努力を積み重ねてきました。
本当の闘いは2018年平昌オリンピックです。
金メダルを両親に掛けている姿を楽しみにしたいですね!
スポンサーリンク