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柔道グランドスラム東京2017出場選手や組み合わせは?結果もチェック!

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今年もやってきます。『柔道グランドスラム東京2017』

毎年12月のとある日の夕方、千駄ヶ谷駅周辺にムキムキな大男達が集結します。

それがグランドスラム東京です。

各国の猛者が東京体育館に集い、真剣勝負が繰り広げられます。今年はどんな大技が見られるでしょうか?

ここでは柔道グランドスラム東京2017の気になる出場選手組み合わせ、そして試合日程からテレビ放送予定までご紹介!
アイキャッチ画像引用元:http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/171030/spo17103008280021-n1.html

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柔道グランドスラムとは?

そもそも柔道グランドスラムとはいったいどんな大会なのでしょうか?

柔道グランドスラム?テニスの柔道版?と思ってしまいましたが、柔道の国際大会の一つのようです。

まずは国際柔道連盟による柔道国際大会をランクづけすると次のようになります。

 1位 オリンピック
2位 世界柔道選手権大会
3位 ワールドマスターズ
4位 グランドスラム
5位 グランプリ
6位 大陸選手権
7位 コンチネンタルオープン

グランドスラムは4番目に大きな大会であることがわかります。
そしてグランドスラムは元々存在する大会の名称変更により、その他の国際大会よりも上位の位置づけになり、柔道国際大会でも4番目という大きな大会になりました。

その名称変更は次のとおりです。

 フランス国際柔道大会     →グランドスラム・パリ
ブラジル国際柔道大会     →グランドスラム・リオデジャネイロ
ロシア国際柔道大会      →クランドスラム・モスクワ
嘉納治五郎杯東京国際柔道大会 →グランドスラム・東京

現在はグランドスラム・リオデジャネイロに代わってグランドスラム・バクーが5位のグランプリから昇格し、グランドスラム・モスクワがチュメニ開催に変更、グランドスラム・アブダビ、それに加えて5位のグランプリ・デュッセルドルフがグランプリに昇格したことによって、計6大会になっています。

その中のグランドスラム東京は、かつて日本で開催されていた伝統ある2つの国際大会、男子の「嘉納治五郎杯 国際柔道大会」女子の「福岡国際女子柔道選手権大会」が2007年に1つにまとまる形で男女共催かつ日本唯一の国際大会「嘉納治五郎杯 東京国際柔道大会 ワールドグランプリ」として誕生。

それから2年後の2009年に国際柔道連盟のワールドツアーの一つとしてグランドスラム東京に生まれ変わりました。

そもそもなぜこのように国際大会をランク付けする必要があるのでしょうか?

その理由は2009年から始まったポイント制度の導入にあります。

その趣旨は、オリンピック出場選手の選考については各国の判断に任せていたことから直前の結果に関係なく、今までの実績を総合評価する点に公平性を欠くのではないかとの意見もあることから、

競技者同士の実力を客観的に明確に評価することが狙いでした。

具体的には、オリンピックに出場できるのは獲得したポイントランキングに基づいて男子は上位22位まで、女子は上位14位までとし、

出場枠を国に与えていた以前までの制度とは異なり、選手個人に出場権が与えられる制度へと変わりました。

ただし、出場できるのは各階級について各国1名のみで、ランキング内に同じ国の選手が複数いる場合は誰が代表になるのかは、その対象国の判断に委ねられます。

日本の場合、このケースが複数の階級で予想されますが、日本国内ポイント制度が平行して採用されているため、そのポイントによって決まるのかと思えば、どうやらそうではないようです。

全日本柔道連盟によれば国内ポイントはあくまでも参考であって、これによるとは限らないとしています。

これでは国際ポイント制導入の趣旨に反しますよね。

各選手には上位の国際大会で結果を残すことによりそれぞれポイントが与えられ、この獲得ポイントによりオリンピック出場権を得られるかどうかが決まるということです。

格付けが高い国際大会は獲得ポイントが多く、格付けが低い国際大会は獲得ポイントが少ないということですね。

ではグランドスラム・東京ではどれくらいポイントが得られるのでしょうか?

優勝 1000
準優勝 700
3位タイ 500
5位タイ 360
7位タイ 260
ベスト16 160
ベスト32 120
1試合勝利 100
参加ポイント 10

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日本人上位ランキング(2017年11月現在)

▼男子60kg級
1位 高藤直寿 4,700ポイント
9位 永山竜樹 2,090ポイント
10位 志々目徹 2,050ポイント
永山と志々目のポイント差は僅か40ポイントと拮抗しています。

▼男子66kg級
1位 阿部一二三3,900ポイント
23位 高上智史 1,106ポイント
37位 橋口祐葵 810ポイント
阿部の一人勝ちの様相です。

▼男子73kg級
1位 橋本壮一 5,250ポイント
35位 中矢 力 780ポイント
42位 大野将平 650ポイント
橋本の強さが際立ちます。

▼男子81kg級
19位 永瀬貴規 1,370ポイント
38位 藤原祟太郎 750ポイント
53位 小原拳哉  524ポイント
この階級は世界と少し開きがあるようです。

▼男子90kg級
15位 長澤憲大 1,628ポイント
25位 ベイカー茉秋1,100ポイント
28位 西山大希 970ポイント
ベイカーは怪我のためポイントを増やせていない結果です。

▼男子100kg級
4位 ウルフアロン2,840ポイント
17位 羽賀龍之介1,390ポイント
24位 飯田健太郎1,200ポイント
ウルフアロンはグランドスラム次第で1位を狙える射程にいます。

▼男子199kg超級
7位 王子谷剛志2,020ポイント
15位 原沢久喜 1,700ポイント
18位 七戸龍  1,390ポイント
王子谷もグランドスラムの結果次第で上位を狙える順位にいます。

▼女子48kg級
3位 渡名喜風南3,632ポイント
4位 近藤亜美 3,501ポイント
62位 遠藤宏美 238ポイント
渡名喜と近藤の一騎打ちです。

▼女子52kg級
1位 志々目愛 3,900ポイント
5位 角田夏実 2,600ポイント
24位 阿部詩  1,100ポイント
角田にもまだまだ可能性があります。

▼女子57kg級
2位 芳田司  3,930ポイント
16位 宇高菜絵 1,540ポイント
25位 玉置桃  980ポイント
宇高はちょっと厳しい順位です。

▼女子63kg級
16位 鍋倉那美 1,500ポイント
17位 田代未来 1,400ポイント
33位 能智亜衣美 776ポイント
激戦の階級です。

▼女子70kg級
1位 新井千鶴 4,690ポイント
16位 新添左季 1,610ポイント
22位 大野陽子 1,150ポイント
新井の一人勝ちです。

▼女子78kg級
5位 梅木真美 3,280ポイント
7位 佐藤瑠香 2,470ポイント
20位 高山莉加 1,280ポイント
佐藤が追いかける展開になっています。

▼女子78kg超級
1位 朝比奈沙羅4,050ポイント
17位 稲森奈見 1,300ポイント
18位 山部佳苗 1,291ポイント
朝比奈の強さが際立ちます。

柔道グランドスラム東京2017の試合日程

今年のグランドスラム東京は
12月2日(土)・3日(日)東京体育館で開催されます。

東京体育館はJR総武線、千駄ヶ谷駅の目の前にありますので迷うことはありませんね。

▼12月2日(土)
男子60kg級、66kg級、73kg級
女子48kg級、52kg級、57kg級63kg級

▼12月3日(日)
男子81kg級、90kg級、100kg級、100kg超級
女子70kg級、78kg級、78kg超級

競技会場周辺は、いかにもな中高生や一般の柔道ファン、柔道経験者が大集合しますので圧倒されないようにしてください。

柔道グランドスラム東京2017のテレビ放送予定

次に現地で観戦できないという方のために、テレビ放送予定をチェックしておきましょう。

メインキャスターとして小泉幸太郎を起用し、ゲスト解説には吉田秀彦が登場するそうです。

テレビ東京系列6局ネット(TX・TVO・TVA・TSC・TVh・TVQ)

12月2日(土) 18:00~19:54
12月3日(日) 16:35~18:30

BSジャパン

12月2日(土) 16:00~18:00
12月3日(日) 18:30~19:00

配信

12月2日(土)試合開始(10時予定)~準決勝まで4面同時ライブ配信
※3位決定戦・決勝は、テレビ東京の放送に合わせてアーカイブでの配信
12月3日(日)試合開始(10時予定)~全試合終了まで4面同時ライブ配信

柔道グランドスラム東京2017の出場選手は?

https://i.pinimg.com/564x/44/15/89/4415896b113dc92c13fe2597950f1f35.jpg
さあ、一番気になる日本人出場選手はだれなのか!?

代表は11月11日~12日に開催される、講道館杯全日本柔道体重別選手権大会後に全日本柔道連盟より発表されるそうですので、もう少しお待ちください。

柔道グランドスラム東京2017の試合結果まとめ

https://i.pinimg.com/564x/b4/da/cc/b4dacc32c644f53321f89ed269936258.jpg
こちらも勝敗が決まり次第、アップしていきます。

おわりに

毎年12月に開催される、日本柔道界のメインイベントとも言えるグランドスラム東京。

オリンピック代表を目指す選手たちにとっては、出場するまでの道のりを考えると一つの目標になっていることでしょう。
そしていざ出場したとなれば、オリンピック出場のためにポイントを獲得する必要があるため、決して負けることは許されません。

今年は誰が出場し、どれだけのポイントを獲得して男子は上位22人に、また女子は上位14人までにくいこめるのか。

今年もグランドスラム・東京から目が離せません!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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