バルセロナやレアル・マドリードで活躍するリオネ・メッシやクリスティアーノ・ロナウドなど、世界で活躍するフットボーラーの共通点は足が速いことです。
そこで世界で一番足の速い選手はいったい誰なのか?気になりますよね。
今回は世界で足の速い選手、日本で足の速い選手をランキング形式でご紹介し、更に足の遅い選手までを調べてみたいと思います!
世界で足の速い選手ランキングトップ10
それでは世界で足の速い選手ランキングトップ10を見て行きましょう!
栄えある第1位に輝くのはいったい誰でしょうか!?
10位 リオネル・メッシ
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国 籍:アルゼンチン
所属チーム:バルセロナ
身 長:170cm
体 重:72kg
FIFAバロンドールを4度受賞した世界一のフットボーラーの呼び声が高いリオネル・メッシ。
その人並み外れたテクニックで相手ディフェンダーを次々に置き去りにする高速ドリブルスピードは最速32.5kmと言われています。
このスピードで緩急をつけられたら相手ディフェンダーはたまったもんじゃないですよね。
9位 セオ・ウォルコット
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国籍:イングランド
所属チーム:アーセナル
身長:176cm
体重:68kg
アーセナルが誇る快速ウインガーで、その期待度は「マイケル・オーウェンの再来」と呼ばれていたことからもわかりますよね。
上体がぶれずに走るので足と体が一体になっているそのスピードスターのドリブル速度は最速32.7km!
ボールタッチの精度が上がれば更にスピードは増すでしょうね。
8位 クリスティアーノ・ロナウド
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国籍:ポルトガル
所属チーム:レアル・マドリード
身長:185cm
体重:80kg
クリスティアーノ・ロナウドのドリブルは「爆発的」なドリブルという表現をされますが、その名のとおり、一歩が大きく、更にスピードに乗ったクリスチャーノ・ロナウドを止めることは容易ではありません。
その最速スピードは33.6km!
しかしクリスチャーノ・ロナウドが8位とは、少々意外な気もしますよね。
7位 アーロン・レノン
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国籍:イングランド
所属チーム:エヴァートン
身長:165cm
体重:63kg
165cmと小さな体で俊敏性をフル活用する高速ドリブルスピードは最速33.8kmと言われています。
アーロン・レノンの凄いところは、この突出したスプリントを90分間維持できるだけのスタミナを兼ね備えている点です。
ピッチをフルタイム駆け回ることができるアーロン・レノン、まさに小さな巨人です。
6位 アントニオ・バレンシア
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国籍:エクアドル
所属チーム:マンチェスター・ユナイテッド
身長:181cm
体重:78kg
サッカーのフォーメーションを考える際に一つのセオリーとされているのが、「スピードスターはサイドに」。アントニオ・バレンシアはまさにそのセオリー通り、マンチェスター・ユナイテッドのサイドアタッカーです。
サイドバックを任されればボールを奪取して高速ドリブルであっという間に攻め上がります。その最速スピードは35.1km!
一時期同じくマンチェスター・ユナイテッドに所属していた香川選手が「バレンシアはパスをくれない」とぼやいていましたが、このスピードを持っていれば何となくバレンシアの気持ちもわからなくはないですよね。
5位 ピエール・エメリク・オーバメヤン
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国籍:ガボン
所属チーム:ドルトムント
身長:187cm
体重:80kg
オーバメヤンは2013年にトレーニング中に行われた30メートル走で3.7秒という驚くべき数字を弾きだしています。
この数字がどれだけ凄いかと言うと、2009年に開催されたベルリン世界陸上男子100mでウサイン・ボルトが9秒58という世界記録を出した際のスタート地点から30m地点のタイムと比べるとわかります。
ボルトの30mまでの数字が3.78秒、オーバメヤンの数字が3.7秒。
つまりボルトよりも0.08秒早いというほど凄い数字なんですね。
陸上選手でもいけるんじゃないですかね。
4位 エクトル・ベジャリン
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国籍:スペイン
所属チーム:アーセナル
身長:178cm
体重:74kg
オーバメヤンが30メートルでボルトに勝つなら、ベジャリンは更に10メートル長い40メートルでもボルトに勝ちます。
イギリスBBCによると、ベジャリンの40メートル走の記録は4.4秒で、ボルトよりも速いと報じています。
100メートルに換算しても10秒台前半で走る計算ですから、世界最速のフットボーラーに近いことは間違いないですね。
3位 ユルゲン・ダム
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国籍:メキシコ
所属チーム:UANLティグレス
身長:185cm
体重:79kg
ドイツ人を両親に持つメキシコ生まれのユルゲン・ダム、その「異常」とも言われる最速35.23kmの高速ドリブルで一躍注目を集め、いよいよセリエAへ上陸するのでは?と噂されています。
各報道機関が行う最も足の速い選手にも常に顔を出す常連になっていますよね。
セリエAだけではなく、リーガ・エスパニョーラなども獲得に動いているチームがあるそうなので、これからが本当に楽しみな選手ですよね。
2位 オルランド・ベリオ
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国籍:コロンビア
所属チーム:フラメンゴ
身長:182cm
体重:73kg
2016年のクラブ・ワールドカップでアトレティコ・ナシオナルのメンバーとして出場したコロンビア代表の快速アタッカーで、その最高時速は脅威の36kmです。
ベリオはこの脅威的なスピードに加え、強靭なフィジカルと底なしのスタミナを兼ね備えているんです!
ワールドカップで同じグループになった日本を苦しめること間違いなさそうですね。
1位 ガレス・ベイル
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国籍:ウェールズ
所属チーム:レアル・マドリード
身長:183cm
体重:74kg
見事に栄えある第1位に輝いたのはレアル・マドリードのガレス・ベイルでした!
メキシコ1部で本田圭佑が所属したパチューカが行った調査で、世界最速の選手にも選ばれています。
ウェールズ代表でも活躍するこの快速アタッカー、最高速度は何と!時速36.9km!!
100メートル走に換算しても10秒台前半のスピードは間違いないでしょう。
まさにベイルこそ世界最速のフットボーラーに相応しい選手と言えますよね。
日本で最も足の速い選手は?
日本人だって負けていません!!
日本で最も足の速い選手トップ5をご紹介します。
5位 伊東純也
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国籍:日本
所属チーム:柏レイソル
身長:176cm
体重:68kg
伊東純也の最大の武器は、一瞬で相手ディフェンダーを置き去りにする圧倒的なスピードで、そのスピードは50メートル5秒台から繰り出されます。
日本代表ハリルホジッチ監督からも「スピードがあり、仕掛けるタイプの面白い選手。違いを生むことができる」と高い評価を得ています。
ワールドカップへの切り札的存在になれるのでしょうか?とても楽しみな選手の一人ですよね。
4位 前田大然
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国籍:日本
所属チーム:水戸ホーリーホック
身長:173cm
体重:67kg
前田大然は50メートルを5秒8で走るスピードが持ち味で、そのスピードはJ2最速とも言われ、J1でも十分に通用する選手と評されています。
風貌からも元ブラジル代表フォワードのロナウドを彷彿させるプレーヤーで、プレースタイルは昔の大久保嘉人を思わせます。
実際に見た事がありますが、本当に早いです。
3位 宮市亮
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国籍:日本
所属チーム:ザンクト・パウリ
身長:183cm
体重:70kg
100メートルを10秒6で走る快速ストライカーで、爆発的なスピードに加え、足元の技術も優れており、和製クリスティアーノ・ロナウドと評されています。
かつてはベンゲル監督に見込まれてアーセナルに所属していましたが度重なる怪我に悩まされ伸び悩んでいるような感じですよね。
しかしまだまだ25歳ですから、復活を期待したいところです。
2位 永井謙佑
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国籍:日本
所属チーム:FC東京
身長:178cm
体重:71kg
あのロンドンオリンピックでの快速ぶりで世界を驚かせたのは記憶に新しいですよね。
本当にすごいスピードでした。
当時横浜マリノスの監督だった木村和史から「スピード違反」と脱帽されるほどのスピードを武器にJ1最速を誇っています。
どことなく顔は金八先生でお馴染みの番長・加藤優(直江喜一)に似ていると思ってしまうのは私だけでしょうか?
1位 浅野拓磨
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国籍:日本
所属チーム:シュツットガルト
身長:171cm
体重:70kg
裏への抜けだし、サイドの突破と信じられないスピードを見せつける浅野拓磨。
そのスピードは30メートルを3.67秒で走るという快速ぶりです。
そう、ウサイン・ボルトの3.87秒より0.11秒速い計算になります。
これにはシュツットガルトのコーチ陣も驚愕したと言いますから、日本最速の男と呼ばれてもおかしくありません。
浅野・永井・宮市というスーパーカートリオは世界に通用するはずです。
足の遅い選手トップ3
5位 本田圭佑
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本田圭佑については盟友であるインテル所属の長友から「圭佑のウイークポイントはわかっている。僕だったら走力が武器なので(本田を)置き去りにする」と評価しています。
これはつまり長友による本田の鈍足を暴露した形になりますよね。
しかし本田圭佑は瞬時の動きだしやテクニック・フィジカルでは他を圧倒していますよね。そんな所でカバーしていることがわかります。
4位 中村憲剛
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もともと足が速い方ではなかったと自己分析している中村憲剛。
ではどのようにしてスピードの差を克服してきたのでしょう?
中村憲剛は短所を克服するよりも、自分の長所を伸ばすことに努めたそうです。
それは正確に止めて蹴ることを突き詰めることで、自分のプレーの幅を大きく広げてきたんですね。
自分の動きだしやすい位置にボールと正確に止めて、見方へパスを出す、このスピードで自身の足の遅さをカバーしたと言えます。
3位 遠藤保仁
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遠藤保仁も足の遅さを公言しています。
足は確かに遅くて、行動も遅いと自己分析していますが、遠藤保仁が言うにはプレーする上で「考えるスピード」は速くという意識があるそうです。
確かにボールを受けてからの判断力、スルーパスの出し所など、遠藤は瞬時に正確な判断をしていますよね。
更にチームメイトからは「コーチングが的確」という評価がありますが、遠藤の人望の現れかもしれませんね。
チームメイトからも「やっとさん!やっとさん!」と慕われていますからね。
2位 岡崎慎司
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足が遅かった岡崎慎司は高校時代の監督から「今のお前はただの石っころだ。でも、磨けばダイヤになる可能性がある」と言われたそうです。
しかし走り方の改善トレーニングを取り入れ、最初の3歩のスピードを速くすることでスピード不足を克服しました。
サッカーに必要な瞬発力は初速で、その鋭さがあれば相手ディフェンダーを抜き去ることができます。
岡崎はその瞬発力、つまり最初の3歩である5メートルの距離におけるスピードアップで鈍足をカバーしたということなんですね。
さすがブンデスリーガで得点を量産する岡崎、その努力は並たいていではなかったことでしょう。
1位 平山相太
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平山相太は高校時代から今も変わらず足が遅いです。
しかし何と言っても平山相太の最大の持ち味は190cmというその長身から繰り出すヘディングやポストプレーにあります。
国見高校で全国高校サッカー選手権大会史上初となる2年連続得点王という偉業を成し遂げ「怪物」と騒がれましたよね。
現在はベガルタ仙台に所属し、復活に燃えていることでしょう。
おわりに
世界最速ランキングでしたが、どの選手もボルト級の速さで陸上でも通用しそうな快速ぶりですよね。
しかし足の速い選手ばかりが活躍するわけではなく、足の遅い選手でもその欠点を他の技術でしっかりカバーして世界のトップ選手として活躍しています。
サッカーは決して足の速さだけではないんですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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